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【もの補助22次公募】2026年1月締切!申請に向けて年末年始で経営者がやっておくべきこと

「来年こそは、あの新しい機械を導入して生産性を上げたい」
「人手不足を解消するために、自動化への投資が不可欠だ」

そうお考えの経営者の皆様、 2025年12月26日から「ものづくり補助金(第22次公募)」の電子申請受付が開始される ことをご存知でしょうか?
本公募の申請締切は、2026年1月30日(金)となっております。

「まだ1ヶ月以上ある」と安心された社長、少々お待ちください。
特に注意が必要なのは、今回の公募期間には「年末年始」の長期休暇が含まれている点です。
この時期は役所や取引先が休みに入るため、実質的な準備期間は驚くほど短くなってしまうのが現実です。

昨今の採択率は30%台と厳しい傾向が続いており、「とりあえず出せば通る」時代は完全に終わりました。
しかし、裏を返せば「正しい戦略で準備した企業」だけが、確実に1,000万円超の資金を手にできるということです。

本記事では、第22次公募の最新スケジュールと変更点を確認しつつ、コンサルタントの視点から「年末年始に経営者が指示すべきこと」 と、採択を左右する 「加点・事務手続きの落とし穴」について徹底解説します。

1. 第22次公募のスケジュールと「魔の空白期間」

手戻りを防ぐためにも、まずは今回のスケジュールを正確に把握しておきましょう。
第22次公募の詳細なスケジュールは、以下の日程で進行します。

公募開始 2025年10月24日(金)
電子申請受付開始 2025年12月26日(金)17:00~
申請締切 2026年1月30日(金)17:00【厳守】
採択発表 2026年4月下旬頃(予定)

「実働日数」にご注意を

数字の上では1ヶ月以上の期間があるように見えますが、ここには大きな落とし穴があります。
12月27日頃から1月5日頃までは、多くのメーカー、商社、そして官公庁が一斉に年末年始の休業に入ります。

この期間中は、見積書の発行依頼はもちろん、修正のやり取り、役所での必要書類(履歴事項全部証明書や納税証明書など)の取得が一切ストップしてしまいます。
また、社内の担当者も帰省や休暇で連絡がつきにくくなるでしょう。

実質的に動けるのは「1月の第2週からの約3週間のみ」と言っても過言ではありません。
この「魔の空白期間」を計算に入れず、年明けから準備を始めようとすると、書類不備やシステムトラブルに対応できず、最悪の場合は申請断念に追い込まれるリスクがあります。
年内にどこまで準備を完了できるかが、勝負の分かれ目となります。

2. 第21次からの変更点について

2025年度(第21次公募〜)から適用されている「収益納付の撤廃」や「賃上げ要件の厳格化」といった大きな制度変更については、以前のブログ記事で詳しく解説しています。
制度変更の全体像を把握されたい方は、まずこちらの記事をご確認ください。

📖

上記の基本変更に加え、今回の 第22次公募 でも実務に直結する細かいルール変更が行われています。
これらは「知らなかった」では済まされない 足切り要件 となりますので、申請前に必ずチェックしてください。

① 「従業員0名」は申請不可が明確化

これまでの公募でも実質的に不可でしたが、今回から公募要領に「応募申請時において常時使用する従業員が1名以上いること」がより厳格な要件として明記されました。

具体的には、申請時点ですでに雇用契約を結んでおり、かつ賃金台帳に記載されている従業員の実在が必須となります。
「内定は出しているが、入社は4月」といったケースや、「役員のみで回している」という企業は対象外となります。
申請直前になって「要件を満たしていない」と気づくことのないよう、現在の雇用状況と賃金台帳を必ず照らし合わせて確認してください。

② PDF添付資料の上限が「5ページ」に拡大

事業計画書の補足資料として添付できるPDFファイルの上限が、従来の3ページから5ページに拡大されることになりました。
これは採択率を上げるための、非常に大きなチャンスです。

文字数制限のある電子申請フォームだけでは、自社の強みや革新性を十分に伝えきれないことが多々あります。
拡大された2ページ分を活用し、導入予定の設備の写真、工場のレイアウト図、具体的な工程改善のフローチャート、あるいは市場調査のデータなどを視覚的に提示するようにしましょう。
審査員は短時間で大量の書類を読み込みます。
ビジュアルで直感的に理解できる資料は、それだけで強力なアピール材料となります。

③ 相見積もり・発注ルールの厳格化

経費の妥当性を証明するための「相見積もり」の取得ルールや、中古品購入時における価格設定根拠の提示など、審査が年々厳格化しています。

特に注意すべきは「発注のタイミング」です。
補助金は原則として、交付決定後に発注・契約した経費のみが対象となります。
「急いでいるから」といって交付決定前に手付金を支払ったり、発注書を送付したりすると、その経費は全額対象外となってしまいます。
相見積もりの取得漏れや日付の不備も含め、経理担当者と連携して徹底的なチェックを行ってください。

3. 採択率を高める「加点」獲得戦略

採択ラインギリギリの戦いにおいて、勝敗を分けるのは「加点項目」の有無です。
多くの企業が取得する「経営革新計画」などはもはや標準装備となっており、それだけでは差がつかなくなっています。
ここでは、22次公募で特に意識して狙うべきポイントを挙げます。

狙い目は「最低賃金」関連の加点

今回の公募では、国の方針である「賃上げ」にコミットする企業を優遇する姿勢が鮮明に打ち出されています。
具体的には、「事業場内最低賃金を、地域別最低賃金よりも高い水準(+30円〜50円など)に設定する」計画を立てることで確実に加点が得られます。

「人件費が上がるのは厳しい」と感じるかもしれませんが、昨今の人手不足を考えれば、賃上げは避けて通れない経営課題です。
「どうせ上げる必要があるなら、補助金の加点も取ってしまおう」という逆転の発想が重要です。
また、パート・アルバイトへの社会保険適用拡大(被用者保険の適用拡大)も加点対象となるため、労務戦略とセットで検討することを強くお勧めします。

「災害等加点」の確認

「事業継続力強化計画(通称:ジギョケイ)」の認定も、非常に有効かつ取得しやすい加点項目です。
これは、自然災害や感染症が発生した際に、どのように事業を継続・復旧させるかをまとめた計画書を国に提出し、認定を受ける制度です。

まだ取得していない場合、今回の申請締切には間に合わない可能性もありますが、認定自体は企業の防災力を高める上で非常に有意義です。
また、次回の設備投資や、他の補助金申請時にも加点として使える資産となりますので、年末年始の時間を使って準備を進めておくことを強く推奨します。

4. コンシェルジュが警告! 年末年始に陥りがちな「3つの罠」

数多くの中小企業を支援してきた経験から、この時期特有の失敗パターンと対策をお伝えします。
「まさかウチに限って」と思われるようなミスが、毎年必ず発生しています。

【罠1】「見積書」の日付と有効期限切れ

12月中に急いで取得した見積書の有効期限が「1ヶ月」となっているケースです。
この場合、1月末の申請時には期限切れとなり、書類不備として扱われるリスクがあります。
また、発行日が古すぎると「現在の市場価格を反映していない」と審査員に判断される可能性もあります。

💡
対策 :
見積もりを依頼する際、メーカーや商社の担当者に事情を説明し、「有効期限を長め(2026年2月末までなど)に設定してもらう」 か、あらかじめ 「年明け早々に日付を更新したものを再発行してもらう」よう約束を取り付けてください。このひと手間が、申請直前のパニックを防ぎます。

【罠2】GビズIDのパスワード忘れ・担当者不在

「IDはずっと前に取得したから大丈夫」と安心していませんか?
いざ申請画面にログインしようとしたらパスワードが分からない、あるいはSMS認証コードが届く携帯電話を持っている担当者が休暇中で連絡がつかない……というトラブルが後を絶ちません。

💡
対策 :
12月中に必ず 一度ログインテスト を行ってください。そして、年末年始の緊急連絡体制を確立しておきましょう。「誰のスマホに認証コードが届くのか」「その担当者が不在の場合はどうするのか」。これらを事前に決めておくことこそ、まさに経営を守る「戦略総務」の役割です。

【罠3】「書くこと」に夢中で「読む人」を忘れる

年末年始、社長ご自身が時間をかけて熱心に事業計画書を執筆されるケースも多いです。
しかし、熱が入るあまり、業界特有の専門用語を多用した、独りよがりな文章になってしまうことがよくあります。
審査員は中小企業診断士などの専門家ですが、必ずしも御社の業界(ニッチな製造技術など)に精通しているわけではありません。

💡
対策 :
書き上げた計画書を、あえて「業界知識のない家族や知人」に読んでもらってください。「何をする事業なのかよく分からない」「専門用語が難しすぎる」と言われたら、それは審査員にも伝わらない可能性が高いです。図や写真を多用し(拡大されたPDF5枚枠を活用!)、誰が読んでも理解できる内容へリライトしましょう。

まとめ:準備8割、申請2割。

第22次公募は、2026年のスタートダッシュを決める重要なチャンスです。
スケジュールはタイトですが、この年末年始を「単なる休み」にするか、「未来への投資準備期間」にするかで、4月の採択結果は大きく変わります。

【社長が今すぐやるべきToDo】

  • GビズIDの確認 : ログインできるか? SMS認証端末は誰が持っているか?
  • 見積書の依頼 : 年末年始の休業期間を確認し、早めに依頼する。
  • 従業員名簿の確認 : 申請時点で「常時使用する従業員」が1名以上いる状態か?

補助金申請は、単なる事務手続きではありません。
自社の未来を、数字とロジックで証明する「経営プレゼンテーション」です。
日常業務に追われる中では、じっくりと戦略を練る時間はなかなか取れません。
だからこそ、この年末年始で事業計画に向き合う時間は、4月の「採択」という吉報につながるはずです。
「準備不足で書類が出せなかった」というトラブルがないよう、年内のうちに現場へ指示を出し、万全の体制で新年を迎えましょう!

最後に

今回解説した「ものづくり補助金」をはじめ、あらゆる補助金を有効活用するチャンスを逃さないためには、入念な事前準備と正確な情報収集が必須です。

「自社に最適な補助金が分からない」「申請のタイミングを逃したくない」 「自社の計画で加点はどれくらい取れる?」 「事業計画書のストーリーが審査員に響くか不安だ」

そのようなお悩みがあれば、ぜひ「社長の経営コンシェルジュ」にご相談ください。
申請手続きのサポートはもちろん、「採択されるためのロジック構築」から「採択後の交付申請・実績報告」まで、御社の経営改善を伴走支援いたします。

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